乳がんの自己検診方法です。

乳がんの自己検診方法です。

日本人女性の約14人に1人が乳がんになると言われています。
乳がんは比較的自分で発見しやすいがんです。自宅で簡単にできる「自己検診」をしませんか?

自己検診のタイミング
生理が終わって4~5日後、閉経後の方は、月に1度、日にちを決めて行うとよいでしょう。

乳がんの自己検診方法

入浴時
1 鏡に向かって、両腕を上げ下げしながら左右の乳房を観察します。
 ・乳房の形や大きさに変化はありませんか?
 ・乳首がただれたり、陥没したりしていませんか?
 ・乳首を軽くつまんだ時、血液の混じった分娩物はでていませんか?
2 座った姿勢で乳房に触れて、しこりがないか調べます。この時、乳房はつかむのではなく、人指し指・中指・薬指の3本の指を揃えて、指の腹で乳房全体をくまなく撫でるように押さえます(つかむと、正常な乳腺をしこりと勘違いしてしまいます)。
 ・手に石鹸をつけて行うと、なめらかに診察でき、しこりが分かりやすく  なります。
 ・右の乳房は左手で、左の乳房は右手で触ります。

入浴後
仰向けに寝た状態で、肩の下にタオルなどを置いて、2と同じように乳房を触ります。座った姿勢で分からなかったしこりが触れる場合があります。また、わきの下にしこりがないか(わきのリンパ節が腫れていないか)も調べましょう。

現在のところ身体的な予防法のない乳がんは、早期発見・早期治療がとても重要です。定期的な乳がん検診と自己検診を行いましょう。

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